金工作家西村忠作鋳金 題名薫
香田勝太 油彩画(農村の山里風景)【真作】勝太が、戦時中に疎開していた鳥取県西部の溝口で描いた作品です。勝太の作品は東京等にも存在してましたが、戦火の中の空襲で、殆どの作品が焼失しています。サイズ額寸:47.5×42.5(画寸:26×21)です。絵の状態は非常に良く美品です。(額は、当時のオリジナルのようで傷みがああり修繕処理し仕上げました。湿度対策のためガラスもアクリルに変更済です。)額を新調されたら、更に画が引き立つと思いますが、オリジナルはオリジナルの良い味がでていると感じます。作品は、現在のJR伯耆溝口駅(鳥取西部)を降りた辺りから描かれたもので、宇代の山とその裾野の山里の田園風景が描かれています。詳しく書くことは出来ませんが疎開中に、勝太のお世話をされていたお宅にお礼として描かれた作品で、そのお宅からの品で間違いない品になります。画像では分かりづらいですが、作品は、何気ない農村の山里の風景が描かれたものですが、香田勝太の特徴でもある独特の雲の描きかたや、裾野に広がる田園風景、そしてそこに点在する民家など、素材が少ない画ですが、見れば見るほど良く描かれた作品で素材の少ない画とは思えない、画面に引き込まれるような絵画です。唯一の欠点？としては、サインが画像でも分かるかと思いますが、マークのようなサイン(香田の香の字を模した六角形とのことです)のため、取り引きをお考えの方には、香田作品と分かりづらいかもしれない点です。逆に珍しいサインなので、コレクターの方には珍重されるかもしれませんが。勿論、絵を気に入っていただき、自分自身で楽しまれることを考えておられる方には、サイズも飾りやすくお得なのでオススメです。(勝太のサインのパターンが多くあることは知られています。)今、お伝えした点がありますので、香田勝太の作品としては破格のお値段としています。香田作品は、現存作品数も少ないため、とても貴重です。探していた方は即購入の作品かと思います。別で、香田勝太の滞欧作も出品していますので、ご興味あれば、合わせてご検討くださいませ。コロナ禍で旅行にもなかなか行けない中、本物の美術品ヘ投資されても良いかと思います。宜しくお願いいたします。